スタッフブログ
2013年12月30日 月曜日
金属アレルギーにならない「メタルフリー」
近年注目されている「メタルフリー」とは、金属を用いない治療処置のこと。なぜ金属を使わない処置が注目されているかと言うと、金属を使うと「金属アレルギー」を招く恐れがあるからです。
口の中に入っている金属が唾液に溶け出し、体内に蓄積されることで、金属アレルギーが発症します。口の中だけでなく全身のさまざまな箇所にかゆみやかぶれ、肌荒れなどのアレルギー症状が発症するうえ、症状が現れるまでに時間がかかることも多いので、口の中の金属が原因だと気付かれないこともしばしばです。
そのため、銀歯などの金属を用いない、セラミックやプラスチック(レジン)などを用いた「メタルフリー」の治療が近年では中心となっています。メタルフリーの長所は金属アレルギーを予防できることだけでなく、「金属より軽い」「より自然な歯の色に近い詰めもの・被せものができる」といった点も挙げられます。
金属アレルギーが怖い、見た目が気になる、などの理由で銀歯を気にされている方は、ぜひ当院までお越しください。患者さんの歯にぴったり合った、メタルフリーの詰めもの・被せものをお作りします。
まずはご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
口の中に入っている金属が唾液に溶け出し、体内に蓄積されることで、金属アレルギーが発症します。口の中だけでなく全身のさまざまな箇所にかゆみやかぶれ、肌荒れなどのアレルギー症状が発症するうえ、症状が現れるまでに時間がかかることも多いので、口の中の金属が原因だと気付かれないこともしばしばです。
そのため、銀歯などの金属を用いない、セラミックやプラスチック(レジン)などを用いた「メタルフリー」の治療が近年では中心となっています。メタルフリーの長所は金属アレルギーを予防できることだけでなく、「金属より軽い」「より自然な歯の色に近い詰めもの・被せものができる」といった点も挙げられます。
金属アレルギーが怖い、見た目が気になる、などの理由で銀歯を気にされている方は、ぜひ当院までお越しください。患者さんの歯にぴったり合った、メタルフリーの詰めもの・被せものをお作りします。
まずはご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
投稿者 かきぬま歯科クリニック | 記事URL
2013年12月21日 土曜日
だ液
みなさんはだ液にはどういうイメージをお持ちでしょうか? あまりキレイなイメージではないかも知れませんが、そのだ液は、私たちにとってとても重要なものなのです。
なぜなら、だ液には細菌やウィルスの侵入から身体を守る重要な機能を持っているからです。逆に、だ液の量が減ってくると、むし歯や歯周病などの、口腔内の病気になりやすくなります。動物がケガをした部分を舐めるのは、ケガの部分から菌が入るのを防ぐためにだ液をつけるという、本能に紐づいた行為なのです。
他にも、唾液には鉄分と結合して最近の繁殖を抑えるアルブミンやリゾチーム、それ以外にもスリピ、ムチン、ラクトフェリン、免疫グロブリン......など、さまざまな物質が含まれていて、私たちの身体を常に守っています。また、だ液が口腔環境を直接守るだけではなく、食物と混ざり合って、食物内の活性酸素を除去する成分、食品添加物の害を防ぐ作用のある成分も含まれています。
話は逸れましたが、それではだ液が細菌やウィルスの侵入から身体を守る機能を維持するためには、どうすればよいのでしょうか? それは、間食を増やさないこと、だらだら食いをしないことです。不規則に間食をとったり、だらだらと食事をすると、口腔内が長時間にわたって不衛生になります。だ液はこの状況を改善しようとしますが、細菌の繁殖が抑えきれなくなると、細菌やウィルスを身体の中に取り込むことを許してしまうのです。
だ液はキレイなイメージが少ないですが、歯科医としては、ぜひともだ液をいっぱい出していただいて、元気な生活を送ってほしいと思っています。また、規則正しい食事を心がけていきましょう。
なぜなら、だ液には細菌やウィルスの侵入から身体を守る重要な機能を持っているからです。逆に、だ液の量が減ってくると、むし歯や歯周病などの、口腔内の病気になりやすくなります。動物がケガをした部分を舐めるのは、ケガの部分から菌が入るのを防ぐためにだ液をつけるという、本能に紐づいた行為なのです。
他にも、唾液には鉄分と結合して最近の繁殖を抑えるアルブミンやリゾチーム、それ以外にもスリピ、ムチン、ラクトフェリン、免疫グロブリン......など、さまざまな物質が含まれていて、私たちの身体を常に守っています。また、だ液が口腔環境を直接守るだけではなく、食物と混ざり合って、食物内の活性酸素を除去する成分、食品添加物の害を防ぐ作用のある成分も含まれています。
話は逸れましたが、それではだ液が細菌やウィルスの侵入から身体を守る機能を維持するためには、どうすればよいのでしょうか? それは、間食を増やさないこと、だらだら食いをしないことです。不規則に間食をとったり、だらだらと食事をすると、口腔内が長時間にわたって不衛生になります。だ液はこの状況を改善しようとしますが、細菌の繁殖が抑えきれなくなると、細菌やウィルスを身体の中に取り込むことを許してしまうのです。
だ液はキレイなイメージが少ないですが、歯科医としては、ぜひともだ液をいっぱい出していただいて、元気な生活を送ってほしいと思っています。また、規則正しい食事を心がけていきましょう。
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2013年12月21日 土曜日
キシリトールガム
キシリトールのガムを噛んでいるとむし歯にならない......そんな魔法みたいなCMがたまに今でもありますね。確かに、キシリトールは甘味料の中でむし歯の抑制効果が認められている甘味料です。
しかし、忘れてはならないのは、以下の要素が複雑に絡まり合って、その結果むし歯になるということです。
☑細菌
☑食物
☑歯の状態
さらにむし歯の進行には、時間の要素も必要になってきます。長時間上記の状態が悪いのを放置せずにおくことも重要なのです。
つまり、歯を守るためにはキシリトールを食べていれば大丈夫というわけではなく、基本となることをしっかり守った上で食べることをお勧めしたいです。
☑歯を磨く
☑フッ素塗布で歯を強くする
☑規則正しい食生活
あくまでも、上記のことをしっかり守っていくことが、予防歯科の基本と言えるでしょう。
なお、高濃度のキシリトールガムを食べる場合、1日5粒程度を摂取することを目安に考えるとよいと言われています。また、効果を実感できるまではおおよそ3ヵ月ほど持続させる必要がある、とも言われています。
ブラッシングもキシリトールも、予防歯科は継続することがとても大切です。むし歯がない方も、予防のため、PMTCを受けに、定期的に歯科を訪れるようにしましょう。
しかし、忘れてはならないのは、以下の要素が複雑に絡まり合って、その結果むし歯になるということです。
☑細菌
☑食物
☑歯の状態
さらにむし歯の進行には、時間の要素も必要になってきます。長時間上記の状態が悪いのを放置せずにおくことも重要なのです。
つまり、歯を守るためにはキシリトールを食べていれば大丈夫というわけではなく、基本となることをしっかり守った上で食べることをお勧めしたいです。
☑歯を磨く
☑フッ素塗布で歯を強くする
☑規則正しい食生活
あくまでも、上記のことをしっかり守っていくことが、予防歯科の基本と言えるでしょう。
なお、高濃度のキシリトールガムを食べる場合、1日5粒程度を摂取することを目安に考えるとよいと言われています。また、効果を実感できるまではおおよそ3ヵ月ほど持続させる必要がある、とも言われています。
ブラッシングもキシリトールも、予防歯科は継続することがとても大切です。むし歯がない方も、予防のため、PMTCを受けに、定期的に歯科を訪れるようにしましょう。
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2013年12月21日 土曜日
歯科治療後のメインテナンス
むし歯や歯周病を治療すると痛くなくなって、ついホッとしてしまいがちですよね。しかしむし歯や歯周病はケアをおこたると、すぐに再発してしまう病気でもあります。人間の身体の場合では「人間ドック」という言葉があるように、歯も定期的に健診を受けることがとても大切です。
まず歯周病を予防する場合には大きく2つの方法があります。1つ目は「プラークコントロール」。これは患者さんご自身が行う日々のブラッシングのことです。何となく歯をみがいている、という人は多くありませんか? 歯をみがくものの種類を大きく分けただけでも
☑歯ブラシ
☑フロス・糸ようじ
☑歯間ブラシ
これだけの種類があります。それだけ、お口の清掃はしっかり行わなければ、歯周病は防ぐことはできないのです。これらのブラシの使い方を、歯科医や歯科衛生士からしっかり指導を受けて使っていくようにしましょう。
2つ目は「PMTC」という方法。これは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、歯科医や歯科衛生士が専用の機材を使って、お口の中をきれいにします。こちらの方法は、患者さん個人のブラッシングなどでは行き届かない部分などもきれいにできる方法で、とても重要になります。
☑ 歯と歯肉の状態をチェック
☑プラークの検査
☑プラークの除去
この流れの治療を約3ヵ月に1回、行うことがベストです。歯並びの悪い人や普段の生活環境で歯みがきがなかなかできない仕事についているなど、状況に合わせて期間を短くしたりすることもあります。診てもらっている歯科医に期間など相談して、適切な治療を受けましょう。
まず歯周病を予防する場合には大きく2つの方法があります。1つ目は「プラークコントロール」。これは患者さんご自身が行う日々のブラッシングのことです。何となく歯をみがいている、という人は多くありませんか? 歯をみがくものの種類を大きく分けただけでも
☑歯ブラシ
☑フロス・糸ようじ
☑歯間ブラシ
これだけの種類があります。それだけ、お口の清掃はしっかり行わなければ、歯周病は防ぐことはできないのです。これらのブラシの使い方を、歯科医や歯科衛生士からしっかり指導を受けて使っていくようにしましょう。
2つ目は「PMTC」という方法。これは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、歯科医や歯科衛生士が専用の機材を使って、お口の中をきれいにします。こちらの方法は、患者さん個人のブラッシングなどでは行き届かない部分などもきれいにできる方法で、とても重要になります。
☑ 歯と歯肉の状態をチェック
☑プラークの検査
☑プラークの除去
この流れの治療を約3ヵ月に1回、行うことがベストです。歯並びの悪い人や普段の生活環境で歯みがきがなかなかできない仕事についているなど、状況に合わせて期間を短くしたりすることもあります。診てもらっている歯科医に期間など相談して、適切な治療を受けましょう。
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