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2013年12月21日 土曜日

歯科治療後のメインテナンス

むし歯や歯周病を治療すると痛くなくなって、ついホッとしてしまいがちですよね。しかしむし歯や歯周病はケアをおこたると、すぐに再発してしまう病気でもあります。人間の身体の場合では「人間ドック」という言葉があるように、歯も定期的に健診を受けることがとても大切です。

まず歯周病を予防する場合には大きく2つの方法があります。1つ目は「プラークコントロール」。これは患者さんご自身が行う日々のブラッシングのことです。何となく歯をみがいている、という人は多くありませんか? 歯をみがくものの種類を大きく分けただけでも

    ☑歯ブラシ
    ☑フロス・糸ようじ
    ☑歯間ブラシ

これだけの種類があります。それだけ、お口の清掃はしっかり行わなければ、歯周病は防ぐことはできないのです。これらのブラシの使い方を、歯科医や歯科衛生士からしっかり指導を受けて使っていくようにしましょう。

2つ目は「PMTC」という方法。これは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、歯科医や歯科衛生士が専用の機材を使って、お口の中をきれいにします。こちらの方法は、患者さん個人のブラッシングなどでは行き届かない部分などもきれいにできる方法で、とても重要になります。

   ☑ 歯と歯肉の状態をチェック
   ☑プラークの検査
    ☑プラークの除去

この流れの治療を約3ヵ月に1回、行うことがベストです。歯並びの悪い人や普段の生活環境で歯みがきがなかなかできない仕事についているなど、状況に合わせて期間を短くしたりすることもあります。診てもらっている歯科医に期間など相談して、適切な治療を受けましょう。

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投稿者 かきぬま歯科クリニック